SBIハイブリッド預金の拘束額と精算額とは？
こんばんは。
ロバート黒崎です。
一気に冷え込んできましたね。あのアッツい日差しはどこへやら。
一年の中で一番嫌いな夏の終わりをしみじみと感じている今日この頃。
みなさん証券会社はどこを利用していますか？
ちなみに黒崎はSBI証券です。
知人が株式投資を始めたいと相談してきたので、やり方から何からアドバイスをし結局SBI証券で口座開設をしたらしいのですが、こんな質問が。。。
「SBIハイブリッド預金の拘束額と精算額ってなに？なんで勝手に金額引かれてんの？」と。
あぁ、確かに初めて株式に手をつけた人間だとわからないよなぁと感じたので、これからSBIで株式投資を始めたいという方にもわかるように改めて説明しときます。
そもそも“SBIハイブリッド預金”とは？
「ハイブリッド預金精算額」「ハイブリッド預金拘束額」を解説する前に「SBIハイブリッド預金」についておさらい。
「SBIハイブリッド預金」とは、SBI証券にて株式など現物取引の買付代金や、信用取引に置ける委託保証金に充当できる銀行預金のことです。
つまり住信SBIネット銀行に預けている『代表口座』のお金（円残高）を『SBIハイブリッド預金』口座に移し替えることで、この口座からそのままSBI証券の現物買付などにお金を使用することができます。SBIの便利な機能のひとつですね。
※SBIハイブリッド預金の利息は“０.０１％”。普通の銀行より高いよ^^
“ハイブリッド預金拘束額”と“ハイブリッド預金精算額”の説明
これらはSBI証券のヘルプページでは以下のように解説されています。
SBIハイブリッド預金に出金、またはSBIハイブリッド預金より入金される予定の金額
SBIハイブリッド預金拘束額
先日付のSBI証券総合口座との精算が過不足なく行われるために、各受渡日においてSBIハイブリッド預金に留保されるべき金額。
※ただし、信用取引をご利用のお客さまの場合、翌営業日のSBIハイブリッド預金から証券総合口座への入金額が確定する前までは、出金・振替可能額の計算に利用する出金・振替必要保証金額をもとに算出した額となります。
※SBI証券 ？ヘルプ より引用
まぁ言葉の通りといえば言葉の通りなのだが、実際の買付余力表を元に説明しよう。
表では2020/10/27に20,400円が拘束されている。
例えばあなたが仮にハイブリッド預金に10万円を預けていたとする。
そして10月26日に買い注文を出していたとしよう。
買い注文を出してもその精算が反映されるのは実質10/29になる。
そして精算はハイブリッド預金から行われるため、ハイブリッド預金には20,400円が必ずある状態にしておかなくてはいけない。そのため仮にあなたが27日に急遽ハイブリッド預金から10万円を引き出さなくてはならなくなったとしても20,400円についてはロックされて引き出しできない状態となるということ。
これでまた表の見方がわかってきたね。
ではでは。
